遺品整理
遺品整理士とは
故人・ご遺族の想いを胸に業務を遂行でき、遺品整理業務に携わることできる専門家の養成を目的に取り組むことを 理念とし、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する資格になります。
遺品整理士になるにあたっては遺族から依頼された遺品整理を業務として遂行すべく、遵守すべき 法律について学ぶ事だけでなく、遺品を処分品と扱うのではなく、遺品整理は「故人に対する供養である」 との概念のもと、これまで故人が大切にしていた物の扱いをし、心を込めて、そして遺族に寄り添った遺品整理士になります。
遺品整理士が行う遺品整理の内容
遺品整理業者と不用品回収業者が混合されている事が多いです。
不用品回収業者は、家財を「遺品」として、取り扱いしてくれません。
その為、扱いが雑になってしまうことが多いです。
遺品整理業者は、家財を「遺品」としてみて、例え処分するとしても、丁寧に扱いながら作業をして、故人の気持ちはもちろん、残された遺族の気持ちを整理することが遺品整理士が行う内容になります。
遺品整理士が行う遺品整理の内容
遺品整理を行う流れ
遺品整理をする際に一番に気をつけなければならないことは、しっかりと遺品整理のスケジュールを決めることです。
スケジュールを決める前に、可能であれば、協力頂けそうな親族の方と遺品整理をする家を見ることによって、どのような物を残すか、これを片付けるのにどれくらいの期間が掛かるか等を把握することが出来ます。
遺品整理に取り掛かるときはいつまでに終わらせるという日を決めておいた方が良いですが、遺品の量や片付けに携わる人の数によって、掛かる時間が変わりますので、無理のない作業期間を設けたほうが良いです。
ここでの注意点は、大きい段ボールは品物が多く入るので、たくさん入れてしまうと、段ボールが重くなって運ぶのが大変になり、身体にも負担がかかるので、120サイズくらいの物を選ぶとよいでしょう。
その他にガムテープやカッター、はさみを人数分、段ボールに何を入れたかわかるよう、マジックを用意することが大事です。
②お見積もり・ヒアリング
お見積り金額は、遺品の量や対応人数、ご供養する遺品などによって算出致します。
③お見積り・金額の算出
お見積り金額は、遺品の量や対応人数、ご供養する遺品などによって算出致します。
④お見積もり提出・ご契約
遺品整理は、信頼できる人でなければ任せることが出来ません。
しっかりご依頼者様の声を伺い親切丁寧に対応させて頂きます。
正式なお見積りを提出致しますので、ご納得のうえ、契約をお願い致します。
⑤当日の作業
事前の打合せ内容に沿って作業をさせて頂きます。追加作業なども、ご相談下さい。
⑥作業内容
遺品整理の作業は、それぞれの項目に沿って対応させて頂きます。
⑦作業終了
事前のお振込み、当日の現金お支払など、条件に沿って、代金をお支払頂きます。
遺品整理を行う際の注意点
賃貸物件の場合、ただ部屋の中の物を整理するだけではありません。
入居時に設置してある照明器具やエアコンを、自分で購入し付替えていた場合や、インターネットなどの契約を個人でし、レンタルしている通信機器の返却や電気、ガス、水道の手続きなど、管理会社と確認しながら作業をしなければ、後々にトラブルになります。
廃棄する際の分別も各市町村で分別方法が異なる為、事前に市役所等にお問合せをして確認し、分別しながら遺品整理作業しないと、回収拒否される場合もあります。
近年では、デジタル遺品(故人が使っていたパソコンやスマートフォン)もありますので、中に大切なデータがあるかないかなどを確認することも必要になります。
また、遺品整理の際は、お部屋の中の物だけでなく、車やバイクなども整理しなければいけないので、査定はもちろん、廃車の手続きもしなければなりません。
遺品整理を行う際の注意点
遺品整理を行う時期
遺品整理を行うのであれば、四十九日の法要が終わった後と言われておりますが、実際は、最適な時期はありません。 ご遺族様が、「気持ちの整理をしよう」と思った時が最適な時期になります。
気持ちの整理が行えない状態では、とても遺品整理は出来ません。
ただ、賃貸物件の場合は、家賃が発生してしまいます。
また、公営団地などの場合は、亡くなってから何日以内に退去しなければいけないなどの契約になっている事があります。(契約内容により数日の差はあります。)
その場合は、早い時期に遺品整理をしなければなりません。
持ち家の場合は、時期に縛りはありませんが、おすすめする時期としては、廃棄の収集業者が混雑する、年末年始や引越しシーズン以外であれば、収集の予約も取りやすくなります。大型連休なども、収集業者がお休みになったり、予約が殺到しますのでその時期以外か、早めの予約をしたほうが好ましいです。
遺品整理を行う際の注意点
ご自身で行うときは、遺品整理する体力と遺品整理する時間がかかります。負担する費用としては安くなりますが、近年では遺品整理する場所から離れている所に住んでいて遺品整理する時間に余裕がなかったり、年齢が高齢だったり女性の為、遺品整理する体力がなかったり、自分でやってみたけど、もう、どうにもならない、という事があります。
遺品整理業者に依頼するとその遺品整理する体力、時間はもちろん、細かい分別やリサイクル、換金なども数時間でやってくれます。遺品整理する体力、時間がない場合は遺品整理業者にお願いするのも一つの方法ですが、遺品整理業者にお願いするとどうしても費用が掛かります。
自分で行う遺品整理と
業者にお願いする遺品整理
遺品整理士
中村 和晃
認定番号 第IS09522号
古物商許可書
中村 和晃
古物商許可書 第903032110053号